最近ニューヨーク・ヤンキースの大型補強の充実振りや、「ぜいたく税」の支払いなど、連日ニュースをにぎわせています。
しかしヤンキースは世界一高い給料を払いながら、2003年以降はワールドシリーズ出場すら果たしておらず、ワールドチャンピオンに至っては2000年以降遠ざかっています。この点に関して批判の声が大きいのも事実です。
一方で最近のメジャーリーグには今年のレイズのような、いわゆる”薄給チーム”が、突如快進撃を巻き起こすケースが少なくなく、例えば昨年ワールドシリーズに奇跡の進出を果たしたしたコロラド・ロッキーズなども同様です。
いずれにしろ、給料(総年棒)が高い・安いに関わらず、近年のワールドシリーズは毎年違う対戦カード
が実現しており、常にファンの興味を引きつけており、これがメジャーリーグ全体の今日の繁栄の大きな要因の一つであることは間違いありません。
過去5年のワールドシリーズを見ても、上記のレイズやロッキーズはもとより、ホワイトソックス、アストロズ、フィリーズ、タイガースなどの”中堅チーム”の頑張りが、観客動員数増加や、スポンサー獲得のチャンスを広げ、結果的に「一部の人気チーム」に頼らないマーケティングが「リーグ全体の成功」につながっています。
ファンとしては来年はどのチームがサプライズを起こしてくれるのかと期待するとともに、普段あまり注目されないチームを自分なりに応援してみるのも面白いかもしれません。
また、ア・リーグ東地区はこれまでの「2強」から「3強」になり、かつてないほどの熾烈な競いが予想されます。日米両方で大きな注目を集めることは間違い無いでしょう。